子どもが気に入っているぬいぐるみはありますか?
そのぬいぐるみがしゃべったら子どもは大喜びだと思いませんか?
そんな「夢」をかなえてくれる道具が『Pechat(ペチャット)』です。
今回はこのペチャットについて、
- ペチャットってどんなもの?
- ペチャットの使い方は?
- 実際に子どもが使ってみるとどうなの?
といったところを含めて紹介していきます。
では早速、紹介していきましょう。
ペチャットとは
ぬいぐるみがまるでしゃべっているかのように演出してくれるおもちゃです。
キャッチコピーは
「心を通わせる、おしゃべりボタン。」
実際はボタンの形をしたスピーカーになっています。
スマートフォンで専用のアプリを操作することで、セリフなどをしゃべってくれます。
0歳から使用できるように設計され、幅広い使い方ができるのが特徴です。
ペチャットの外観
表
よく見ると中がスピーカーになっていることが分かります。
裏
スイッチ、LED、取り付け部があります。
側面(左)
小さい穴がマイク部分です。
側面(下)
充電するための差込口です。
USBのタイプは「micro USB Type-B」です。
充電用のUSBケーブルは同梱されています。
ペチャットの仕様
大きさ 外径:45mm
厚さ:15mm(取り付け部を含めると21mm)
※ぬいぐるみと取り付ける部分が突出しています。
重さ 20g
電源 充電式(3.7V リチウムイオンポリマー2次電池)
通信方式 Bluetooth
見通し送信距離 約10m
充電時間 約3時間
使用時間 約1時間
色 「黄色」「青」「ピンク」の3種類
価格 4,990円(税込)
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仕様について分かりづらい部分もあると思いますので、
もう少し分かりやすく、使用感も含めて説明していきます。
大きさについて
分かりやすいように500円玉と比較した写真を載せておきます。
500円玉よりかなり大きいです。
ペチャットをぬいぐるみなどに縫い付けて使用すると思いますが、
万が一ぬいぐるみから取れてしまっても、誤飲の危険性はほとんどない大きさです。
重さについて
20gを例えると、
100円玉4枚分といったところでしょうか。
座らせることのできるぬいぐるみなどに付けても倒れる重さではないです。
電源について
充電式となっているため、電池交換が不要です。
また、電池を取り外すこともありませんので、電池の誤飲の心配もありません。
しかし、充電式のデメリットとして、充電が切れてしまったときに使えなくなってしまいます。
見通し送信距離について
約10mという距離はどうなのと思いますよね。
基本的に我が家では家の中で使用していますが、距離が遠くて通信が途切れてしまうようなことは過去に一度もありません。
子どもを目の届くところで遊ばせているので、遠い距離になることはほとんどないと思いますので、10mは十分な距離です。
充電時間について
3時間は長い時間ですが、子どもが寝ているときに充電すれば問題ありません。
ペチャットの使い方
ペチャットはいろいろな使い方ができるおもちゃです。
基本的な設定方法から年齢別の使い方について紹介します。
基本的な設定方法
1.専用アプリをインストールスマートフォンに専用のアプリ「Pechat(ペチャット)」をインストールします。
この専用アプリは無料でインストールできます。
「Google Play」や「App Store」から
「ペチャット」で検索するとアプリが見つかります。
対応OSは「iOS9.0以上」または「Android5.0以上」です。
※英語をしゃべる「Pechat English」もあります。
2.ペチャットのスイッチをON
ペチャットの裏面にあるスイッチを3秒間長押しして電源を入れます。
LEDは電源を入れると緑に点灯、充電中は赤に点灯します。
3.スマートフォンとBluetooth接続
スマートフォンの設定からペチャットとBluetooth接続をします。
4.アプリを起動
1でインストールした専用アプリを起動します。
これで接続設定は完了です。
5.ペチャットの設定
ペチャットの声やスピードを設定できます。
声の高さ:「ひくい」「ふつう」「たかい」の3段階
声のスピード:「おそい」「ふつう」「はやい」の3段階
また、子どもの名前を呼んでくれるボタンを設定することができます。
名前の文字数分、イントネーションの種類が表示され、かなり自然な発音で名前を呼んでくれるように設定できます。
6.出力したいセリフなどを選ぶ
あとはセリフなどをタップするだけで、子どもとに話しかけたり、会話をしたりができます。
アプリで準備されている音は以下の通りです。
セリフ
童謡
童話
胎動音
入力したセリフを出力
マイクに話した言葉を出力
泣き声検知
泣きやみ・おやすみ音楽
イヤイヤ期に特化したセリフ
おまかせモード
などなど
童謡
童話
胎動音
入力したセリフを出力
マイクに話した言葉を出力
泣き声検知
泣きやみ・おやすみ音楽
イヤイヤ期に特化したセリフ
おまかせモード
などなど
これらの音源があらかじめ準備されています。
他にも歌やおはなしを追加購入することも可能です。
アプリについては更新されることで、内容が変化していきます。
※ペチャットはBluetoothでスマホと接続されたスピーカーですので、
接続したままスマホで流す音楽やYouTubeの音なども出力することができます。
0歳児への使い方
赤ちゃんモードというモードが用意されています。この赤ちゃんモードには
泣き声検知
泣きやみ音楽
おやすみ音楽
があります。
1つずつ見ていきましょう。
泣き声検知
ペチャットのマイクを使用して、赤ちゃんの泣き声を検知したらスマホに通知してくれる機能です。
泣き声を検知したら泣きやみ音楽を流すなんて設定もできます。
雑音を誤って泣き声と検知しないようにマイクの感度も5段階から調整できます。
泣きやみ音楽
赤ちゃんの気をひくような音楽や音が用意されています。
具体的には以下のような音です。
「胎内音」
「ビニールの音」
「動物の鳴き声」
「おもしろい音楽」
おやすみ音楽
落ち着いた雰囲気の音楽や音が用意されています。
オルゴールや波の音、胎内音があります。
1歳児~の使い方
セリフやうた、童話を子どもに合わせて選んで使用します。セリフは「うふふ」や「えへへ」などの簡単なセリフから
「お片付けしよう」や「今日はなにして遊ぶ?」などの会話系のセリフまで幅広くあります。
また、童話も準備されているため読み聞かせをすることも可能です。
年齢や子どもの発達段階に合わせて使用できるので、子どもが飽きずに長く使用することができます。
イヤイヤ期の使い方
イヤイヤモードが準備されています。このイヤイヤモードは嫌がるシチュエーションごとにセリフがまとめられています。
たとえば
「ごはんを食べない」というカテゴリを選ぶと
「わー!おいしそう!」
「どうして食べたくないの?」
など、イヤイヤの内容に合わせたセリフが準備されています。
イヤイヤ期に有効な「イヤイヤモード」については以下の記事で紹介していますので参考にしてください。
おまかせモード
『おしゃべり』と『まねっこ』があります。『おしゃべり』は「ペチャット」→「子ども」→「ペチャット」→「子ども」・・・
というふうに、子どもの声を検知して次のセリフを自動でしゃべってくれるものです。
声を検知するだけで会話の内容は認識していませんが、自動でおしゃべりをしてくれるものです。
『まねっこ』は子どもの声を検知して、そのままオウム返ししてくれる機能です。
オウム返しする音の高さを設定することが可能です。
セリフの入力
入力したセリフをそのまましゃべってくれます。用意されていないセリフを入力してしゃべってくれるので、さらに幅広く使うことができます。
入力方法は2種類あり、手入力と音声入力です。
手入力の場合、ペチャットに収録されている音源でしゃべってくれるのでリアルなしゃべり方をしてくれます。
音声入力はスマホに話しかけた音を、設定した高さに変更して出力してくれます。
雑音が入ってしまうデメリットがあります。
ペチャットの英語版
専用アプリ「Pechat English」をインストールすることで、ぬいぐるみに英語を話させることも可能です。ぬいぐるみがしゃべることで興味を引くことができますので、自然と英語に触れされることが可能です。
幼少期は頭が柔らかいですので、ペチャットを使って英語に触れさせてみてはいかがでしょうか。
ペチャットの英語版についてまとめた記事がありますのでご覧ください。
ペチャットを使用してみて
率直な感想としては、かなりクオリティの高いおもちゃだということです。
細かいところまで子どものことを考えて作られています。
ですから、子どもはぬいぐるみに対して、目を輝かせて遊んでくれています。
男の子と女の子での違い
1、2歳では、ぬいぐるみを肌身離さず持ち歩いていましたし、寝るときも一緒に布団に入って寝ていました。
ぬいぐるみがしゃべることで愛着がわくのだと思います。
私は男の子と女の子の子どもがおり、二人ともペチャットで遊びましたが、ぬいぐるみに対しては女の子のほうが興味をもって遊んでいる印象があります。
よく使っている機能
ペチャットの機能でよく使ったものとして、まずは童話を話してくれる機能です。図書館で本を借りてきて、童話を話してくれる機能に合わせてページをめくりました。
私が読むのとはまた違う特別感があったのか、子どもは喜んでくれました。
次にイヤイヤ期の機能です。
よく使いましたし、ありがたい機能でした。
私の言うことは「イヤ!」となることも、ぬいぐるみが言うことは聞いてくれます。
イヤイヤ期は子どもにかなりエネルギーを使いますが、ペチャットを使うことで軽減できたと思います。
イヤイヤ期の有用性については以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
デメリット
ペチャットのデメリットは2つです。1つ目は、ペチャットで遊んでいるときはスマホが使えないこと。
スマホと連動させているのでスマホでほかのことができません。
そもそも、子どもと遊んでいるのでスマホを他の用途で使うことがありませんが。
2つ目は、充電が切れたときに使えないこと。
ペチャットの仕様のところでも書きましたが、ペチャットは充電式なので充電が切れると使えません。
充電を忘れることって結構ありました。
そのたびに、子どもが朝起きてきて「くまさんが起きないよ!」と言ってきました。
これも可愛いのでいいのですが、充電切れは避けたいところです。
電池の誤飲の心配がないのは子どものおもちゃとして嬉しいところです。
まとめ
子どもがぬいぐるみを「ぎゅっ」としている姿は微笑ましいものがありますね。ぬいぐるみそのままでもいいのですが、ペチャットを使用してしゃべるぬいぐるみとの接し方はまた違ったものがありますし、ぬいぐるみとおしゃべりをする光景は小さいときにしか見ることができません。
また、ペチャットを使用することでぬいぐるみをはじめとした、ものを大切にする心を育てることができると感じました。
さらに、ペチャットはぬいぐるみと一緒に出産祝いやギフトとして贈ると喜ばれるおもちゃですね。
出産祝いのプレゼントを何にしようか迷っている方は、実際にプレゼントしたことをまとめた記事がありますのでご覧ください。
出産祝いで喜ばれた贈り物は長い間役立つものだった。2児のパパが紹介
興味のある方はぜひ、使ってみてください。
今回紹介したおもちゃ
受賞歴
キッズデザイン賞 受賞
グッドデザイン賞 ベスト100
メディア芸術祭 エンターテイメント部門 優秀賞
Amazon 知育・学習玩具大賞2018 英語部門賞
デジタル絵本アワード入選
ACCインタラクティブ部門 カテゴリー賞
ペチャット
本体価格 4,990円(税込)
本体価格 4,990円(税込)
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