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へその緒が短い!緊急帝王切開での出産【経験談】

2020/07/06

育児

へその緒が短い!過短臍帯での出産を経験

出産の場面では予期せぬことが多く起こります。

実際に私の妻も第2子を出産のときは緊急帝王切開になりました。

その原因は「へその緒が短かった」こと。

へその緒が短いことを「過短臍帯」といいますが、この過短臍帯での出産はどのような出産であったのかを紹介します。


出産前にリスクのことばかりを考えることは良くないですが、落ち着いて行動するためにも知識として覚えておきましょう。



へその緒が短い「過短臍帯」とは

へその緒が短い過短臍帯とは


通常のへその緒の長さは約50cmです。

このへその緒の長さが25cm以下のときに「過短臍帯」と呼ばれています。

過短臍帯のリスク
  • 出産時、胎児が下に降りにくいため、出産に時間がかかる
  • へその緒が胎盤を引っ張ってしまうので、胎盤剥離
  • 臍帯の断裂
  • 臍帯の血行不全
  • 子宮内反症

反対にへその緒が長い場合もあります。




へその緒が長い「過長臍帯」とは
へその緒が70cm以上の場合は「過長臍帯」と呼ばれています。

過長臍帯のリスク
  • へその緒が巻き付いてしまう
  • へその緒に結び目ができて血行不良
  • 胎児より先にへその緒が出てきてしまう



へその緒が短くなる原因

へその緒が短い原因

へその緒が短くなる原因については、残念ながらはっきりと分かっていません。

1人目の出産のときにへその緒の異常がなくても、2人目のときに異常があるということもあります。

実際に私の子どもも1人目は特に異常はありませんでした。

1人目のときに異常があったから2人目も必ず異常があるということではありませんので安心してください。



へその緒の長さは事前に分かる?

へその緒の長さは事前に分かる?


エコーで分かる場合もあるそうですが分かりづらく、出産後に分かることが多いということです。

事前に判明した場合は、出産の方法を医師と相談して決定することになります。

事前に分かれば気持ちの余裕も生まれますね!





へその緒が短い「過短臍帯」での出産の様子

へその緒が短い過短臍帯での出産の様子


陣痛から入院までは第1子のときと変わりませんでした。

違いがあったのは、入院から約12時間経過しても陣痛が強くならなかったこと。

そこで陣痛促進剤を投与されました。

陣痛促進剤を投与後は陣痛が強くなり間隔も短くなりました。

子宮口も開きだし、そのままお産が進むと思われましたが、その後1時間が経過しても子宮口が全開大にならず。


胎児の心拍は正常でしたが、母子ともに負担が大きいということで緊急の帝王切開に切り替えることに。


帝王切開の準備の中で、帝王切開をするための同意書が渡されました。

同意書に書かれている内容を医師が一つ一つ読み上げ、同意を求めていきます。

緊急の帝王切開になった場合、このような場面があるかもしれません。


その中の質問で、切開の向きに関する質問がありました。

おなかを縦に切るか、横に切るかです。

横に切ると傷が隠れて目立たないというメリットがあります。

たとえば、夏に水着を着たときに切開の傷が横であれば、水着に隠れて目立ちません。


通常分娩の場合でも、緊急で帝王切開になる可能性を考えて事前に決めておくとスムーズに進むと思います。

最後に、すべて同意したということでサインをします。

サインは妻ではなく私がしました。


帝王切開の手術は無事に終わり、母子ともに健康でした。


術後、医師からはじめて「へその緒が短かった」と告げられました。

長さは26cmでした。

過短臍帯と呼ばれる25cm以下ではありませんでしたが、お産が進まなかった原因だということでした。




へその緒が短い子どもの出産を経験して

へその緒が短い子どもの出産を経験して


出産が終わるまでは、なかなか降りて来ない胎児のへその緒が短いなんて思いもしませんでした。

へその緒が短ければ物理的に出て来れませんよね。

どのようなことが起こりうるのか、どのようなリスクがあるのかを事前に知っておくことで、実際に同じ場面に直面したとき落ち着いて行動できると思います!

元気な赤ちゃんが誕生することを願っています。