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充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因は?

2021/01/13

育児


充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因は?


電池を入れたのに子どものおもちゃが動かない。


故障かな?


その前に1つ確認してください。


充電式電池を使っていませんか?


充電式電池を使うとおもちゃが動かなかったり、正常に動作しなかったりすることがあります。


その原因について説明します。



充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因

充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因


おもちゃが動かない原因は、充電式電池と乾電池の2つの違いが原因となることが多いです。


その2つの違いはこちら。


  • 電圧
  • 電池の大きさ


この2つの違いで正常に動かないことがあります。


2つの違いをもう少しくわしく説明します。



電圧


乾電池の電圧は1.5Vであるのに対し、一般的に普及している充電式電池は1.2Vとなっています。

電圧比較

写真は上の電池がアルカリ乾電池、下が充電式電池。


電池の1.5V、1.2Vと記載がありますね。


この電圧の値はあくまでも新品のときの電圧ですが、違いがあることがわかります。


パワーが必要なおもちゃにとっては、高い電圧が必要なわけです。


充電式電池では電圧が低いため、パワーが足りずおもちゃが正常に動作しない原因となることがあります。


モーターを使うおもちゃなどは電圧が低いと動きません。



ちなみに、新品の乾電池に入れ替えておもちゃが動けば故障ではありません。





電池の大きさ


充電式電池の使っていて、乾電池より少し大きく感じたりしませんか。


充電式電池と乾電池では大きさが多少異なります。



基本サイズは同じですが微妙な寸法差があります。


当社の充電式電池は、JIS規格(日本工業規格)で定められた乾電池の寸法範囲内に収まるよう設計、製造しています。充電式電池の種類によっても微妙な差があり、当社の乾電池とも微妙に寸法や形状が異なりますが、いずれもJIS規格の範囲内です。

JIS規格は、異なる電池メーカーが電池を設計する際の「約束事」であり、当社の電池はこの約束を順守しています。しかしながら、数多くある機器との組み合わせで充電式電池を挿入するときに、機器に挿入しづらい現象やまれに挿入ができないことがあります。
そのような時には無理に挿入せず、乾電池をご使用ください。(無理に挿入することで外装が破れたり、はがれたりした電池は大変危険でショートし発熱による機器の損傷や、やけどの原因になります。使用しないでください。)

引用元:Panasonic よくあるご質問 ニッケル水素電池と乾電池は同じサイズ? PZ18087



また、次のような記載もありました。



[お知らせ]
当社、2000mAh以上の高容量(ハイエンドタイプ)のニッケル水素充電池は特に製品の特性上、2000mAh以下のタイプの充電池と比較してプラス端子の出しろ(高さ)がやや低く、直径もやや太い形状となっています。機器の電池ケースの形状によっては装着できない場合や装着できてもプラス端子が接触不安定になる場合が稀にあります。その場合は、乾電池などを使用いただき、充電池は他の機器でお使いください。

引用元:Panasonic よくあるご質問 ニッケル水素電池と乾電池は同じサイズ? PZ18087




このことから、プラス端子が接触していないことが考えられます。


実際に電池を並べてみた写真です。

高さ比較

Panasonicの電池(単三形)で比較してみました。


左から充電式電池(2500mAh)、充電式電池(2000mAh)、アルカリ乾電池


プラス端子の上面の高さは3本ともほぼ変わりありません。


ですが一番左の充電式電池(2500mAh)は、たしかにプラス端子の突起が短いです。


きちんとプラス端子が接触しているかどうか確認しましょう。





子どものおもちゃに充電式電池は推奨されていない

子どものおもちゃに充電式電池は推奨されていない


そもそもの話ですが、おもちゃの取扱説明書には「2次電池と呼ばれる充電式電池は使用しないで」と書かれていることが多いです。


TAKARA TOMYのよくあるご質問に「充電池は使えないのか?」という質問に対しての回答が以下のように書かれています。



ご使用いただけません。充電式電池は電気を蓄える容量が大きい為、
お子様が遊ぶおもちゃで何か不具合があった場合に電気が流れ続けることになって、
充電式電池の破裂や発火・発熱などを起こしてしまうことがあります。
おもちゃには乾電池をご使用頂きますようお願いします。
また、乾電池の特性に合わせて設計されている商品は、充電式電池では適切に動作しないことがあります。
(異常動作、発熱、動作しないなど)

引用元:TAKARA TOMY よくあるご質問




このことから安全面を考慮して、充電式電池は使わないようにとされているのです。


しかし、乾電池はすぐに消耗するし、お金がかかる。


やっぱり充電式電池を使いたいということであれば、あとは自己責任ですね。





充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因【まとめ】

充電式電池を使うと子どものおもちゃが動かない原因【まとめ】

電圧の低いことや、乾電池との大きさの違いによる接触不良などが原因でおもちゃが動かないことが考えられます。


いずれも、新品の乾電池をつかっておもちゃが動けば故障ではありません。



また、電池を使うおもちゃにはそれぞれ使用上の注意として、電池に関する記載があります。


安全面を考えるのであれば、使用上の注意を守りましょう。



とは言っても正直、電池代って結構かかる。


充電式電池は高いけど充電にかかる金額は1円程度で経済的。


あとは自己責任ですかね。


きちんとおもちゃを動かすには取扱説明書に書かれている電池を使いましょう。





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